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「「人」や「チーム」を上手に動かす NLPコミュニケーション術」山崎啓支 [読書]
「人」や「チーム」を上手に動かす NLPコミュニケーション術 (アスカビジネス)
- 作者: 山崎 啓支
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
僕がいま、いちばん理解したいスキルがNLPです。
フォトリーディングにせよ、マインドマップにせよ、
NLPの存在を知っていたことによって、
僕の腹に落ちました。
10冊以上の関連書籍を読みましたが、
山崎啓支さんの書くNLPが、いちばん僕の腹に落ちます。
それは原理原則をもとにテクニックを書いてくれるから。
人間は安心・安全を求めている。
脳には「空白の原則」「焦点化の原則」「快・痛みの原則」がある。
だからこのテクニックが必要だと書いてくれる。
セミナーを受けてみることにします。
http://www.nlplearning.jp/
いつも応援ありがとうございます。
「会社に人生を預けるな」勝間和代 [読書]
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/03/17
- メディア: 新書
勝間さんの他の著作に比べると、
すこし迷っている感じを受けました。
論理も明快だし、事実も踏まえているのですが、
原理原則+テクニックの形まで落ちてはいないと感じました。
管理するのはリターンでなくリスク。
では分散したリスクをどう可視化して計量するのか?
まだ綺麗な解が見つかっていないので、
問題提起をして、問題自体を可視化したというところではないでしょうか。
ここから先は脱線します。
以前、和田裕美さんのセミナーで、隣に座っていた方が
「和田さんと勝間さんは、タイプはぜんぜん違うけれど、どちらもすごく優しい」
と仰っていました。
そのときは「へえ、そうなんだー」と思っただけでした。
勝間さんの本をたくさん読んだ今は、すごく同意します。
この本でも209ページ以降の、
「世界における日本のプレゼンス」なんかは日本に対する愛を感じます。
やっぱり僕は日本人ですから、
「日本のここがダメだ、あそこがダメだ」という批判よりも、
「日本を良くするために、こうしようよ」という提案の方が、
心にスッと入ってきます。
日本のサービスや商品は、顧客のニーズを汲みすぎて、効率はきっと悪いでしょう。
コンビニは過剰サービスで、携帯電話はオーバースペックでしょう。
でも、それって日本の武器だと思うのです。
しっかりとお客様を見た「正直」と「誠実」が日本の武器だと思うのです。
壊れやすいアメリカ車に燃費の良い日本車が取って代わったように、
至れり尽くせりのサービスや商品を世界に売る方法を考えたい。
僕は、この時代の日本に生まれたことを「超ラッキー」だと思っています。
日本人である以上、チャンスを活かす責任がある。
日本人なら、リスクを取って、チャンスに変える義務がある。
いつも応援ありがとうございます。
「結果を出して定時に帰る時間術」小室淑恵 [読書]
結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1) (sasaeru文庫)
- 作者: 小室 淑恵
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2008/02/07
- メディア: 文庫
お前そんなに残業がイヤなのか?と言われそうですね。
そんなことないです。ホントに。
勉強できて、お金まで貰えてラッキーと思ってます。ホントに。
でもそれじゃダメなんです。
店長がダラダラ残業していたら、
スタッフが「店長になりたい」て思わなくなるじゃないですか。
向上心のない店にしたくないじゃないですか。
だから、残業なしで、成果も上げる方法を模索中なんです。
で、この本です。
面白いな、と思ったところは、
「一番大切なことはワークとライフはトレードオフの関係ではないということに気づくことだと思います。」
「ライフが充実するからこそ、アイデア・人脈・スキルが得られて結果的にワークの質と効率が高まるのです。」
吉越さんは、ワークは富を得るためのゲームと言いますが、
小室さんは、ワークの生産性アップのためのライフと言っている感じがします。
若干ニュアンスが違っていて面白いです。
最後に、すごく好きな一言を引用します
「無理をしないとできないということは、まだ自分のスキルが足りないということです。」
無理をしないで自分を磨きなさい、というのは非常に温かいメッセージだな、
スタッフに伝えたいなと思いました。
いつも応援ありがとうございます。
タグ:小室淑恵 ワークライフバランス
『「残業ゼロ」の人生力』吉越浩一郎 [読書]
今日も吉越浩一郎さん。
この人は本当に人生を楽しむ能力に長けた人なんだと感じます。
引用します
「社会は競争を前提に成り立っている」
じゃあ、その競争を生き抜こうと。それも楽しんで。
仕事はあくまでゲーム。愛すべき人生の一部。
ゲームを楽しむために、優れたゲームプレイヤーでいる。
成果にこだわり、そのために工夫もして、人生を犠牲にはしない。
幸せな人生とは
「元気で本生(本当の人生)を愉しめる日が一日でも長く続くこと」
信念を持ち、自立した個として、自分の人生をデザインした人。
この人もとことん格好良いですよね。
吉越事務所
いつも応援ありがとうございます。
タグ:吉越浩一郎
「ムダな仕事はもう、やめよう!」吉越浩一郎 [読書]
勝間和代さんのBook Loversで小室淑恵さんがおすすめしてたんです。
吉越浩一郎さんの本を。
この本じゃないんですけど。
この人がワークライフバランスの本丸かと、
戦いを挑んでみました。
ライフとは人生ではなく私生活。
ワークとライフは対立する関係にある。
そして「残業禁止で、すべてが好転する」と言います。
残業が体力を奪い、休日は遊ぶ日でなく、休む日になると。
引用します
「そもそも仕事のクオリティは、その人の「能力」で決まる。」
たしかに、時間をかけてもクオリティが変わらないのであれば、
仕事は早ければ早いほど良い、ということになります。
心の底から共感できるか?
と言われれば、正直、微妙なところです。
ただ、僕はいま岩手に来て、月に一度東京に行く生活をしています。
通勤ラッシュを反対側のホームから見た瞬間、
すごいショックを受けたんです。
「僕もあんな顔して、あんな電車に乗ってたのか」
それがイヤなら、変えるしかないですよね。
変えられるのは、自分の行動ですよね。
きっと、東京で仕事というゲームをしながら、
それを楽しむ方法があるよと、吉越さんは言ってるんでしょうね。
いつも応援ありがとうございます。
和田裕美さんと藤井清孝さん
ここから和田裕美さんと藤井清孝さんの対談を聴くことができます。
本を読んでからの方が楽しいと思いますが、リンクしときます。
和田裕美のWada Cafe ~Podcasting~
http://perievoice.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/wadacafe-93d3.html
いつも応援ありがとうございます。
本を読んでからの方が楽しいと思いますが、リンクしときます。
和田裕美のWada Cafe ~Podcasting~
http://perievoice.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/wadacafe-93d3.html
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「ストレスフリーの整理術」デビッド・アレン [読書]
この本の目からウロコは、
「収集」です。
「全てを頭の外に追い出そう」という発想は、
勝間さんや茂木さんの言う「PCを補助脳に」という発想と同じかな、
と思ったのですが、ちょっと違うようです。
すべてを追い出すには、
まず「気になること」を100%収集しろといいます。
たしかにストレス(=モヤモヤ?)の多くは、
ヌケ・モレそれ自体や、その怖れからくるものが多い。
自分の脳や、パフォーマンスを基準にして、
補助脳の助けを借りるというよりも、
全部集めて、今すぐ(2分以内に)できること以外は全部外に整理しろ!
ということです。
完全に「全体から」のアプローチ。
全てを自分のコントロールできる場所に整理して、
いま自分にできる行動に集中するということです。
僕はとりあえず、PCと携帯から取り掛かりました。
「2分以内」という基準も的確だと感じます。
Getting Things Done - Wikipedia
http://lifehacking.jp/2008/05/gtd-again-1/
いつも応援ありがとうございます。
「グローバル・マインド 超一流の思考原理」藤井清孝 [読書]
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
- 作者: 藤井 清孝
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/01/17
- メディア: 単行本
僕の大好きな和田裕美さんが、ポッドキャストで、
「今年読んだ本で一番良い」と絶賛していた本です。
そりゃ読みますよ。
読んだ方がいいです。僕はこんな本読んだことがないです。
アメリカにも日本にもバイアスをかけず、
自分の体験をもとに、自分の考えを骨太に書いています。
こんな格好良い日本人がいたの!?という感じです。
たくさん引用します。
「日本人の集団では学校であろうと職場であろうと、「正解を知らないのであれば、お前は黙ってろ!」のプレッシャーは結構強い。」
「私は一国の富は、最終的には本来的な付加価値をつくる力で決まると考えており、アービトラージで莫大な富を築く人たちが過大評価される環境に、自分の価値観とは相容れないものを強く感じていた。」(ウォール街との決別)
日本は、「正解」のない教育が苦手。
アメリカは「顧客」の存在が希薄で、責任のたらい回し。
日本大好きでも、アメリカ大好きでもない冷静な意見。
おまけに、マッキンゼー、ウォール街、SAPときて、
しまいにはルイ・ヴィトンに社長としてヘッドハントされる。
普通じゃ考えられないでしょう。
IT企業の経営しか経験がなかった日本人に、小売の、しかもヴィトンですよ。
しかも初めて小売を経験したと思えないぐらい語る言葉が格好良い。
「接客業のスタッフになるには、人間が好きでなくてはならない。斜に構えたシニカルなタイプは向かない。接したお客様にポジティブなエネルギーを与えられる人であることが大切だ。」
「アメリカ発ブランド‐我慢できず売り上げ至上主義に走る」
「ヨーロッパ発ブランド‐顧客ニーズを聞かない商品開発で「ワクワク感」をつくる」
「日本発ブランド‐顧客のニーズ追従型ゆえにマージンが取れない」
ここまでであれば、経験豊富で優秀な経営者です。
でもこれで終わらない。
「日本列島はアフリカから来ると、ついでに寄る通り道にはなく「目的地」の場所に存在する」
「日本は物事の実行段階での信頼性は、世界で間違いなくダントツの一位である。」
「「現場力」や「人間力」に基礎を置かないアメリカの金融資本主義の弱さは、今回のサブプライム問題で露呈し、アメリカの競争力に大きな問題を投げかけている。私はこれは日本にとって大きなチャンスだと考える。」
日本人として、父親として、すごく大きな人間的な愛情を感じました。
強さと知性と愛情を兼ね備えた、本当に格好良い経営者と思います。
またひとり、目標が増えました。
http://www.betterplace.com/
http://www.betterplace.com/japan/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20070320/121330/
いつも応援ありがとうございます。
タグ:藤井清孝
「6時に帰る チーム術」小室淑恵 [読書]
なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術
- 作者: 小室 淑恵
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本
書く言葉よりも、話す言葉が魅力的な人だな、と感じました。
しくみを作って生産性を上げようという主張も、
「チーム術」を実践する6ステップ・25のツールも、
目からウロコとまではいきません。
行間からは自分の考えに対する自信を強く感じます。
おそらくこの自信が、小室さんの話す言葉を、
説得力のあるものにしているのでしょう。
ツールのひとつ「朝メール」のところから引用します。
「ただし、どの企業でも一番残業の多い若手メンバーなどが最後まで「朝メール」の実施に抵抗することが多いようです。
「顧客とのトラブルを抱えている」
「得意不得意で仕事の優先順位を決めている」
といったことがマネジャーにわかってしまうので都合が悪い、と考えるためです」
でも「実行しなければならない」と小室さんは主張します。
経験則ですが、「バレたらマズイ」と思った部下は、
さらに嘘をつくか、自分が必要な人間であることを、必要以上に、証明しようとします。
かなりやっかいです。
さらにQ&Aから引用します。
Q「自分のところだけ、目立とうとしているんじゃないの?」
A「興味があるなら、一緒にやってみよう」
たしかに「目立とうとしている」という批判は嫉妬でしょう。
たしかに「興味がある」から嫉妬するのでしょう。
経験則ですが、嫉妬をする人に、目線の高い言葉は火に油を注ぎます。
「興味があるなら」ですってぇ!プンプン!
めちゃくちゃやっかいです。
それでもライフの充実以外に、ワークの生産性アップの方法はない。
それを、自分の言葉で、日本に広めようというのでしょう。
絶対の自信と、強さを、ヒシヒシと感じました。
ストレスケアではない、競争力の源泉としてのワークライフバランス。
嫉妬や批判を乗り越えて、日本に広まることを期待しています。
株式会社ワーク・ライフバランス
小室淑恵ブログ
いつも応援ありがとうございます。
タグ:小室淑恵 ワークライフバランス
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」神田昌典 [読書]
60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法
- 作者: 神田 昌典
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/12/07
- メディア: 単行本
「成功者の告白」に続いて一気読み。
モヤモヤしながら、一気に読みました。
分かりにくいわけじゃないです。
むしろその逆。
理論だけでなく、使えるツールが満載。
具体的な数値も出てくる。
では、なんでモヤモヤしたのか?
ここまで具体的なツールを見せられれば、
使いたくなるじゃないですか。
ついつい思考が「あれなんかどうだ?」「いや、拡がらない」なんて脱線したり、
「サンマルクって成熟期にわざわざ勝負してるの!?」
とモヤモヤしたんです。
引用します
「顧客からの反応率という、商売が成り立つための鍵となる数字を前提としないで、アカデミックな戦略論や単なる企画だけで起業を薦める風潮があるが、正直、ちゃんちゃらおかしい。それが故に、ほとんどの新規事業が失敗していくのである。」
「安易に起業させてしまって、首をつられた日には、いったい、どうやって責任を取るのか。腹立たしいこと限りない。」
すごい。
【神田昌典公式サイト】非常識な成功法則のホームページ
神田昌典 - Wikipedia
いつも応援ありがとうございます。
タグ:神田昌典
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