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「会社に人生を預けるな」勝間和代 [読書]


会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (光文社新書)

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (光文社新書)

  • 作者: 勝間和代
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/03/17
  • メディア: 新書



勝間さんの他の著作に比べると、
すこし迷っている感じを受けました。

論理も明快だし、事実も踏まえているのですが、
原理原則+テクニックの形まで落ちてはいないと感じました。

管理するのはリターンでなくリスク。
では分散したリスクをどう可視化して計量するのか?
まだ綺麗な解が見つかっていないので、
問題提起をして、問題自体を可視化したというところではないでしょうか。

ここから先は脱線します。
以前、和田裕美さんのセミナーで、隣に座っていた方が
「和田さんと勝間さんは、タイプはぜんぜん違うけれど、どちらもすごく優しい」
と仰っていました。
そのときは「へえ、そうなんだー」と思っただけでした。
勝間さんの本をたくさん読んだ今は、すごく同意します。

この本でも209ページ以降の、
「世界における日本のプレゼンス」なんかは日本に対する愛を感じます。

やっぱり僕は日本人ですから、
「日本のここがダメだ、あそこがダメだ」という批判よりも、
「日本を良くするために、こうしようよ」という提案の方が、
心にスッと入ってきます。

日本のサービスや商品は、顧客のニーズを汲みすぎて、効率はきっと悪いでしょう。
コンビニは過剰サービスで、携帯電話はオーバースペックでしょう。

でも、それって日本の武器だと思うのです。
しっかりとお客様を見た「正直」と「誠実」が日本の武器だと思うのです。
壊れやすいアメリカ車に燃費の良い日本車が取って代わったように、
至れり尽くせりのサービスや商品を世界に売る方法を考えたい。

僕は、この時代の日本に生まれたことを「超ラッキー」だと思っています。
日本人である以上、チャンスを活かす責任がある。
日本人なら、リスクを取って、チャンスに変える義務がある。




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