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「6時に帰る チーム術」小室淑恵 [読書]


なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

  • 作者: 小室 淑恵
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: 単行本


書く言葉よりも、話す言葉が魅力的な人だな、と感じました。

しくみを作って生産性を上げようという主張も、
「チーム術」を実践する6ステップ・25のツールも、
目からウロコとまではいきません。

行間からは自分の考えに対する自信を強く感じます。
おそらくこの自信が、小室さんの話す言葉を、
説得力のあるものにしているのでしょう。

ツールのひとつ「朝メール」のところから引用します。
「ただし、どの企業でも一番残業の多い若手メンバーなどが最後まで「朝メール」の実施に抵抗することが多いようです。
「顧客とのトラブルを抱えている」
「得意不得意で仕事の優先順位を決めている」
といったことがマネジャーにわかってしまうので都合が悪い、と考えるためです」

でも「実行しなければならない」と小室さんは主張します。
経験則ですが、「バレたらマズイ」と思った部下は、
さらに嘘をつくか、自分が必要な人間であることを、必要以上に、証明しようとします。
かなりやっかいです。

さらにQ&Aから引用します。
Q「自分のところだけ、目立とうとしているんじゃないの?」
A「興味があるなら、一緒にやってみよう」

たしかに「目立とうとしている」という批判は嫉妬でしょう。
たしかに「興味がある」から嫉妬するのでしょう。
経験則ですが、嫉妬をする人に、目線の高い言葉は火に油を注ぎます。
「興味があるなら」ですってぇ!プンプン!
めちゃくちゃやっかいです。

それでもライフの充実以外に、ワークの生産性アップの方法はない。
それを、自分の言葉で、日本に広めようというのでしょう。

絶対の自信と、強さを、ヒシヒシと感じました。
ストレスケアではない、競争力の源泉としてのワークライフバランス。
嫉妬や批判を乗り越えて、日本に広まることを期待しています。

株式会社ワーク・ライフバランス
小室淑恵ブログ




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