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「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル [読書]

顧客獲得コストの面から考えれば、
口コミが最強の顧客獲得手段であることは容易に想像がつきます。
ただ、口コミが顧客の行動範囲に限定されることも想像がつきます。

その口コミが、ある一点で爆発的な感染力を持ちますよ。
というのがこの本です。

原則は3つ
①少数者の法則
どうやってコネクター、メイヴン、セールスマンというキーパーソンを経由するか
②粘りの要素
どうやって人々の記憶に粘るか
③背景の力
さまざまな決定要因を圧倒するような、時と場所と条件というものは、存在する

「ちょっと正しい場所を押してやれば、傾くのだ」

その希望の1点を押すためには
①焦点を絞り
②直感に頼らず、実験をし
③信念を持つ

けっこう、見つけるの大変だよ、ってコトですね。

この本で、僕がいちばん共感したのは、
「翻訳者」という考え方。
イノヴェーターの言葉を、多数派の言葉に翻訳をする。
均して、とぎすまして、同化させることが翻訳。
翻訳をすることで、多数派が受け入れられるものになる。
ほんとうにその通りだと思う。

読書をして、メッセージが腹に落ちるのは、
著者の言葉が、僕の言葉に翻訳されるその瞬間。
そこが、僕の知識のティッピング・ポイント。

僕の言葉になることで、僕が受け入れられるものになる。




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急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) (SB文庫)


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